2017/06/25 14:14

 今回はポーランドの場所についてご紹介いたします。


以前ポーランドはドイツとウクライナの間に位置すると書きましたが、正確に言うともっとたくさんの国に囲まれています。

順に並べると、ドイツ・チェコ・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ・リトアニア、そしてカリーニングラード(ロシア領)と7つの国に囲まれています。
北にバルト海がありますが、そこ以外はすべて他の国と繋がっています。

因みに一般的に東欧とは、ポーランド・エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・ウクライナ・モルドバ・ルーマニア・ブルガリア・カリーニングラード州(ロシアの飛び地)のことを指すそうです。


ポーランドは歴史上何度も地図から消えたりするほど、領土争いの絶えない地域です。
その為、愛国心や誇りは世界一といってもいいくらい強い国でもあります。

私たちの琥珀の取れる北部・バルト海周辺も第一次世界大戦終了前まではドイツ領で、「プロイセン地方」と呼ばれていました。その名前の通り、ドイツ帝国発祥の地とも言われています。

現在は西側はポーランド領、東側はロシア領(カリーニングラード)となっています。
(因みに第二次世界大戦の発端である、ナチスドイツのポーランド侵攻の理由が、ここにあったとも言われています。)

※豆知識:東西ドイツ統一時に元東部ドイツ領に対する、権利主張は放棄する旨で決着しています。(ドイツ東部国境問題)

しかし「追放者連盟」といわれる人たちが上記のことにも関わらず、東部ドイツからの追放に際しての、保障を求めているようです。
日本だけに限らず、国境問題はどの国も根強く残っているみたいですね。



最後に中欧と呼ばれる地域は、チェコ・スロバキア・ハンガリー・オーストリア・アルバニア・ギリシャ・旧ユーゴスラビア・スロベニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・セルビア・モンテネグロ・マケドニアになります。